ソニーを創業した盛田昭夫の功績やエピソードから学ぶ

ソニーを世界的企業に育て上げた盛田昭夫の名言、エピソード、オススメの本をご紹介します。

 

☆略歴・功績

盛田昭夫は、ソニー創業者です。

井深大と共に、日本初のテープレコーダーや、トランジスタラジオを開発して、ソニーを世界的企業に育て上げました。

中でも「WALKMAN(ウォークマン)」は、どこでも音楽が聴けることから、世界中で大ヒットしました。

さらに、米タイム誌の「20世紀に影響力のあった経済人」及び「20世紀の100人」に選ばれました。

同誌では「安いイメージだった“MADE IN JAPAN”を変えた人物」と絶賛されました。

 

☆エピソード

盛田昭夫はスティーブ・ジョブズ氏に影響を与えたことで有名です。

盛田氏とジョブズ氏の初対面は1979年で、ジョブズ氏がソニーのフロッピーをMacに搭載するためにソニーを訪れたときのことでした。

そのときに渡された「WALKMAM」を見たジョブズ氏は、大変感激し、その場で解体したともいわれています。

また、ソニーの工場視察では、同じユニフォームを着て働く作業員について質問すると、盛田氏の「絆です。」という答えに感激しました。

そして、ソニーのユニフォームをデザイナした三宅一生に、アップルのユニフォームのデザインを依頼しました。

しかし、アップル社では同じユニフォームを着ることについて社員に大反対され、断念しました。

その結果、ジョブズ氏だけが三宅一生がデザインした黒のタートルネックを愛用するようになったのです。

さらに、ジョブズ氏は人の真似をするのが嫌いだったにも関わらず、iPodの発売のとき「これは21世紀のWALKMANだよ」と自慢したといわれています。

また、盛田氏が外国企業にソニーの商品を売り込もうとした際、相手の企業は「SONY」のロゴを消すのなら購入すると言いました。

しかし、盛田氏は、それを決して受け入れませんでした。「SONY」の名前を消してまで、売り込みたいとは思わなかったのです。

盛田氏はさらに「あなたの会社はブランドがあるだろうけど、50年前はそうではなかったはずです。

私たちも50年後には必ずブランドを築き上げます」と言ってその場を去りました。

 

☆名言

盛田昭夫の名言ご紹介します。

1つ目は「アイデアの良い人は世の中にたくさんいますが、良いと思ったアイデアを実行する勇気のある人は少ない。」

いいアイデアを持っていても、実行しないのはもったいないこと。

行動しなければ現実は何も変わりません。

勇気をもって実行することが成功への第一歩です。

 

2つ目は「商品を売り込む場合、まず商品知識をしっかりと身につけ、相手を隅々まで知り尽くす。そこで初めて成功が約束されます。」

ビジネスにおいて大切なのは“しっかり準備すること”。

商品知識はあって当たり前です。

大切なのは相手の望みを知ること。

そして、その商品があれば相手の願望が叶えられることを伝えてください。

そうすれば、売り込みは成功します。

 

3つ目は「人は誰でもさまざまな能力を持っているものなのに、どんな優れた能力があるかを知らずにいる場合が多いのです。」

人の才能はみな同じではありません。

ひとりひとり違った才能を持っています。

苦手なことにフォーカスするのでなく、できること、得意なことを意識してやれば、あなたが生まれ持った能力を開花させることができます。

 

☆オススメの本の紹介

盛田昭夫のオススメの本を3冊ご紹介します。

 

1冊目は「ソニー 盛田昭夫―――“時代の才能”を本気にさせたリーダー」です。

スティーブ・ジョブズを魅了させたソニー創業者の盛田昭夫。

本書では、盛田氏の経営哲学を成功と失敗のメカニズムと共に解説しています。

常に時代の先端を進み、数々のイノベーションを起こしてきたソニーは、世界の企業のモデルにもなりました。

混迷した時代だからこそ「常に自分の頭で考えて、世界を渡り歩き、時代を想像していく」という盛田氏の生き方を学ぶ必要があるのです。

特に進むべき道を見失いかけているビジネスマンにおすすめの一冊です。

 

2冊目は「CD&DVD付 ソニー創業者 盛田昭夫が英語で世界に伝えたこと」です。

決して流暢な英語ではないが、聞く人の心をガッチリ掴むことで有名なソニー創業者の盛田昭夫の英語でのスピーチ。

プレゼンで有名なアップル創業者故スティーブ・ジョブズも、盛田氏のスピーチに影響を受けたといわれています。

盛田氏は英語で何を話したのか?1980~90年にかけて、アメリカ、イギリスで語られたスピーチが3つ収録されています。

新入社員から経営者まで、すべてのビジネスマンが読むべき一冊です。

 

3冊目は「MADE IN JAPAN(メイド・イン・ジャパン)―わが体験的国際戦略」です。

ソニーの会長盛田氏が、自社の海外進出の体験を元に、日本とアメリカの経営についての思想の違いと独自の経営哲学を語っています。

世界30ヵ国で発売されベストセラーとなっています。