1万時間の法則は嘘か誠か?

この人生で何か大きなことを成し遂げようと思ったなら、1万時間取り組み続ける必要があるという話を聞いたことはありませんか?

反対に言うと、1万時間を何か一つのことに費やしたら、その道を極められるということでもあります。

しかし、この1万時間の法則が実は嘘だった?!という話が出てきて騒がれています。今回は、1万時間の法則について解説いたします。

 

☆1万時間の法則とは?

The New Yorkerのライターのマルコム・グラドウェル氏が提唱した法則で、世界的に有名な人達がその分野で活躍するために注いだ時間が「1万時間」なのだそうです。

「世界的に有名になりたい」「成功したい」と思うなら、1万時間という気が遠くなるような時間の努力が必要だと言われています。

世間では、有名なプロ野球選手やアーティストに対して「あの人は才能がある」という言葉で一括りにしてしまう傾向がありますが、1万時間の法則は、本人の並大抵ではない膨大な努力がもたらした結果であることを、私達に教えてくれる法則でもあります。

 

☆継続させるためのコツ

華々しい成功をおさめている人は、人知れず継続して物事に取り組んでいます。

そういう人は、誰に言われるまでもなく黙々と自分のすべきことに打ち込んでいて、継続して努力をする癖がついています。自分なりの目標を定めて、途中で信念が折れることなく突き進む姿勢は、地味ではありますが、まわりの人を感動させるパワーもあります。

三日坊主という言葉もありますが、人が何かを継続するにはエネルギーが必要です。

自分を鼓舞してくれる師匠や仲間がいると、継続するモチベーションが湧きやすいですね。個人的に何かを成し遂げたい場合は、最終的なゴールを定めて、そこに到達するために必要な工程を逆算して実行に移すと良いでしょう。

 

☆20時間で十分?1万時間もかけずに成果を出す方法

ご存知の方も多い「1万時間の法則」ですが、アメリカの人気作家ジョシュ・カウフマン氏は、1万時間も掛ける必要はないと唱えています。

ジョシュ・カウフマン氏によれば、「超競争的な分野のトップになるために1万時間かかる」のであって、「何かを習得するのに1万時間かかる」わけではないとのことです。

確かに、社会現象として広まっている1万時間の法則は、何か一つのことを習得するには1万時間もの時間がかかるというイメージがありますが、実際はそうではないそうです。

世界のトップレベルを目指すには1万時間が必要かもしれませんが、「まあまあ良いレベル」なら最短20時間で到達できるそうです。

その方法としては、「習得したいスキルを小さく分解することで、その中の重要なものを見極め、まずそれを意識的に練習する」ということです。これによって、20時間という最速でスキルを習得できるのです。

 

☆オススメの本の紹介

ジョシュ・カウフマン氏の「たいていのことは20時間で習得できる」という本は、スキルを超速で習得するためのコツが述べられているので、やりたいことがあり過ぎて何から手をつけたらいいか分からない人にもおすすめです。

著者が実際にやってみたことが詳しく書かれているので、共感しながら分かりやすく読み進めていくことが出来ます。

こういうテーマの本は今までありそうでなかったので、多くの読者が新しいことを始めるための背中を押されて、前向きにスキル習得を楽しんでいます。

1万時間も掛けなければスキルを習得できないのかと思うと、重い腰がますます重くなってしまいますが、たった20時間でも「まあまあのレベル」まで習得できるのなら、時間がなくて諦めていたことも始められそうですね。

多趣味の人や短時間で幅広いスキルを習得する必要がある人におすすめできる本です。