出世できる人は、自分をアピールすることが上手いという特徴があります。
もちろん正当な評価を受けるためには実力が伴うことが重要ですが、いかに自分をアピールするかについても大切なポイントです。
そこで、出世に近づくためのアピール手法についてご紹介します。
☆直属の上司にデキる自分をアピール!
出世できる人は、デキる自分をアピールする方法を知っています。
アピールする相手としてまず考えられるのは直属の上司です。
上司は自分の仕事の成果や人間性、将来性などを評価しますので、上司の評価が高まるようなアピールは出世につながる可能性があります。
上司の立場として人の評価に携わるようになると、見せかけのアピールに惑わされることはなくなります。
上司は部下である評価対象者を比較的長期間見ることになるケースがほとんどです。
短くても1年間、長ければ数年間に渡って部下の成長を見守ることになります。当然、たまたま成果が出たときにここぞとばかりにアピールしてもあまり効果はないでしょう。
そのため、上司へのアピールをするためには、仕事の実力をしっかりつけて継続的に成果を出し、多くの経験を積むことで成長している姿を見せることが一番効果的です。
しっかり日常の仕事に取り組み、適切な報告を上げることがアピールにつながるのです。
実力がないうちに過剰なアピールをすると、自己顕示欲が強すぎるという評価を受けてマイナスに働くことがあり得ますので注意した方がよいでしょう。
☆同僚の評判が出世を後押しすることも
出世するためには、自分の成果を自ら上司にアピールをすることも必要ですが、他にも知っておくべきポイントがあります。
それは、同僚の評価が自分に対する上司の評価に大きな影響を与えるということです。
会社の中では組織で仕事をすることになります。
そのため、周りの人と上手く協調することが求められます。
また、昇進して上司の立場になった場合は、部下が活躍できる環境を整えて能力を引き出すことも求められます。
そのため、上司が評価をする場合には、その人が周りとどう接しているか、周りはその人をどう評価しているかについても重要な判断要素となります。
そういったことが理解できていれば、アピールする先は直属の上司だけではなく、同僚などいっしょに働いている人達も含まれることがわかってくるでしょう。
周りへのアピール方法も、上司に対する場合と同じように見せかけのアピールではばれてしまうので、わざとらしくアピール行動をとる必要はないでしょう。
無駄なアピールをすることで周りからの評価を下げてしまう場合もあります。意識してアピールするのではなく、周りの人の価値観を理解してしっかり仕事を進めていけば自然に同僚からの評価は上がるでしょう。
☆自己評価を高く!自信ある仕事ぶりが出世に影響!
出世できる人は、上司へのアピールが上手かったり同僚などと上手く協力したりできるだけではありません。
出世できる人は、自分自身についての客観的な評価も冷静にできることが特徴です。
自己評価をする場合に陥りやすい失敗は2つあります。
1つが自分の実力が客観的に把握できていないため自己評価が高くなりすぎる失敗、もう1つが、自己評価が厳しすぎて過小評価してしまい自信を失ってしまう失敗です。
出世できる人は、自己評価も適切に行うことができ、得意な分野については自信も持っています。
そのため、得意分野の仕事については積極的に取り組むことができ、結果的に実力通りの成果を上げることにつながりやすくなります。
また、自信を持って仕事をする姿は上司へのアピールにもなりますし、周りの同僚からのプラス評価にもつながる可能性があります。
出世したい人は、上司へのアピールや同僚へ評価、そして正当な自己評価を意識することをおすすめします。