恋愛にも効く!アドラー心理学のテクニック

人間関係や社会生活を幸せに生きる考え方を教えてくれるアドラー心理学。

その考え方は、恋愛の悩みにも光を与えてくれます。

ここでは恋愛に役立つアドラー心理学の教えをご紹介します。

 

☆他人を受け入れよう

 

人を好きになると、さまざまな困難がつきまとってきます。

ストレスを感じ、気分がふさぎこむこともあるでしょう。

そして、多くの場合、それは「相手があなたの期待に応えてくれない」ことに理由があります。

デートに誘っても断られてしまう、自分以外の異性と仲良くしているのが気になってしまう、一緒にいても相手の態度がそっけない、などの理由で、ときには相手に裏切られたと思い、傷つくこともあるでしょう。

しかし、アドラー心理学には「他人はあなたの望みをかなえるために生きているのではない」という言葉があります。

恋愛においては、誰もが相手にしてほしいことを求めてしまいがちですが、それが自分のわがままになっていないか振り返ってみましょう。

人間は他人のために生きる必要などありません。

それは、あなたにとっても相手にとっても同じことです。

誰もが自分の意志のもとに生きていると自覚し、思い通りにならない他人を受け入れる努力をしてみてください。

そして、他人に過剰な期待をすることをやめてみましょう。

そうすれば、ささいなことでくよくよせず、相手に対しても思いやりの気持ちを抱くことができるようになるはずです。

 

☆『ありがとう』を伝えよう

 

異性に好意を持ってほしいとき、あなたはどんな行動をとっていますか?

とにかく、「相手をほめる」ことから始めてみる、そんな人は多いのではないでしょうか。

確かに、容姿や性格をほめられると気分がよくなる人もいるでしょう。

しかし、アドラー心理学では、それが逆効果になってしまうケースもあると説いています。

「ほめる」という行為は相手を評価するということです。

つまり、あなたと相手の関係は対等ではありません。

あなたは上から目線で相手の人間性を語っているのです。

対等でない相手に人間は心を開いてはくれません。

むしろ、警戒心を抱き、心を閉ざしてしまうことすらあるのです。

では、どうすれば相手の信頼を得られるのでしょうか?

アドラー心理学では、「ほめるよりも感謝を伝えることが重要」だと説いています。

感謝は相手に素直な気持ちを伝える行為なので、感謝をするとき、あなたは相手と対等な立場に立っているといえるでしょう。

感謝をされると人は、相手からの信頼を感じ、自分もまた相手に信頼を置くようになります。

相手の「ほめるところ」をあれこれと考えるよりも、まずは相手の行いに感謝の念を持ってみましょう。

そのほうが、素直な言葉も生まれるのではないでしょうか。

 

☆相手の役に立つ喜びを知ろう

 

恋人にもっと自分のことを好きになってほしいという考えや、好きな人とつきあいたいという考えを抱くのは、恋愛ではごくごく自然な流れです。

しかし、これがエスカレートすると、相手だけでなく自分も苦しめ、関係を破綻させてしまうことになりかねません。

なぜならば、そこにあるのは「相手に認めてもらいたい」という自己中心的な考えだからです。

自分の気持ちにしか関心がなく、自分の欲望のためだけに動いていては、恋愛はなかなか上手くいきません。

アドラー心理学では、社会において必要な欲求は「認められたい」という欲求ではなく、「貢献したい」という欲求だと語っています。

人間は誰しも、社会の、世界の一員です。

自分たちの行動は個人で終わるのではなく、他人にまで影響をおよぼします。

それならば、自分が他人に与える影響を考え、より良い方向にこの世界を変えていこうと考えるほうが、自分のためだけに生きるよりも有意義です。

恋愛に置きかえれば、相手に見返りを期待するのをやめてみましょう。

それよりも、自分の行動がいかに相手に役に立ち、相手の幸せに貢献したのかを考えてみましょう。

そして、そのことに喜びを感じましょう。

自己中心的な考え方を脱却したとき、他人との関係性の中で何が一番大切なものが何なのか、見えてくることでしょう。