アドラー心理学を気軽に読みたいなら漫画もアリ

人生を幸せに送るきっかけを与えてくれるとして、各界から注目されているアドラー心理学。

しかし、「詳しく学んでみたいけど、内容が難しそう」と思われている人は多いのではないでしょうか?

そこで、ここでは手軽にアドラー心理学を学べる漫画3作品をご紹介します。

 

☆『マンガで分かる心療内科アドラー心理学編

 

現役の診療内科医の先生が原作を務めて話題のコミック、すでにアニメ化されるほどの人気がある作品です。

そして本作は、アドラー心理学を特集したその特別編です。

本作を読んでいて最大の魅力は、とにかく「笑えること」です。

テイストはとても明るく、真面目に専門的な話をしようとする心内療(しんないりょう)先生が、ハチャメチャなキャラクターたちに振り回されるのがお決まりのパターン。

心内先生がかわいそうですが、それがなんだかかわいく思えてきます。

心内先生の受難に、ページをめくるたびゲラゲラ笑ってしまい、ギャグ漫画として楽しめます。

しかし、ふざけてばかりではなく、押さえるべきポイントはしっかり押さえて、心内先生が詳しくアドラー心理学をレクチャーしてくれます。

笑いで心が晴れやかになりながら、アドラー心理学について学べるのではないでしょうか。

アドラー心理学にとっつきにくいイメージを持たれている方にこそ読んでいただきたい一冊です。

 

☆『マンガでやさしくわかるアドラー心理学

 

こちらは、さまざまな登場人物が、日々の問題をアドラー心理学にヒントを得ながら解決していく内容になっています。

主人公は人気洋菓子チェーン勤務の由香里さん(28歳)。

エリアマネージャーになった彼女の悩みに答えてくるのは、なんとアドラー先生本人の幽霊!

漫画ならではの設定で楽しく読める一方、由香里さんのリアルな社会人としての悩みに共感を覚える方も多いのではないでしょうか。

そう、本作の特長は、実際に社会生活や仕事上で起こりそうな問題が次々と登場し、そこにアドラー心理学を当てはめて考えられる点にあります。

現在、アドラー心理学が見直されているのも、机上の空論ではなく、実践的な教えだったからこそ。

本作はそんなアドラー心理学の魅力を最大限に伝えてくれています。

また、各章とも漫画だけでなく、活字コラムとのセットになっており、漫画で紹介されたアドラー心理学の考えをより深く学ぶことができます。

さらに、「人間関係編」や第2弾の「実践編」も刊行されていて、状況に応じたさまざまなタイプの問題を考えられるのもうれしいところです。

 

☆『コミックでわかるアドラー心理学

 

人生に挫折して思い悩んでいたり、気持ちがふさぎこんでいたりする方におすすめしたいのが本作です。

主人公の坂井麻衣さんは、アパレル店の店長でしたが、とある理由により仕事を辞めてしまいます。

人生に光を見出せない彼女はシェアハウス「日暮荘」に引っ越してくるのですが、同居人から強引に誘われて塾の先生を手伝うことになります。

人生の新しい一歩を踏み出した麻衣さんを支えるのが、アドラー心理学です。

アドラー心理学には人を前向きにする言葉や考え方が数多くあり、それが麻衣さんの心に響くのです。

例えば、アドラー心理学には「全ての悩みは人間関係の悩みである」という言葉があります。

ときには、麻衣さんのように他人と関わることから逃げ出したくなることもあるでしょう。

しかし、社会で生きていくためには、どこにいっても人間関係が必ずついてきます。

アドラー心理学は、そんなときに人間関係に立ち向かう勇気を与えてくれる教えなのです。

本作を通して語られるアドラーの言葉は、麻衣さんのように失意に沈んだ人の心を照らしてくれることでしょう。

漫画としてもストーリー性が高く、麻衣さんの人生の行方にドキドキしたり、シェアハウスの仲間とのやりとりに和んだりしながら、一気に読めてしまいます。

漫画好きの方も唸らせる面白さなので、ぜひ手にとってみてください。